わが家には、いたるところにレゴブロックが収納されています。
うちの息子も、レゴは大好きですが、先日ごそごそと箱を漁ってなにかをつくろうとしていました。
聞いてみると、「ロボット、つくるんだよー」とややぷんすこしながらガチャガチャやっていたので、少し手伝ってあげました。
「これ、あんよ(足)」「ここ、うでだよー」と、手渡されるパーツを言われるがままくっつけつつ、所々最低限の補強だけはしてあげたところ、息子がはじめて考案したロボットが出来上がりました。
その名も「ばいきんつみきロボ!」
息子が言うには、「こえ(これ)、ばいきんつみきロボ! ばいきんまんが、つくったんだよ」と、どうやらばいきんまんが、ガラクタを集めてつくったという設定のようです。
後から分かりましたが、ずいぶん昔のアンパンマンの映画に、本当にばいきんつみきロボが登場するらしいです。(なんで、そんな昔の映画知ってるのよ!?)
ちなみに、このつみきロボの腕の部分は、だいぶ前に試作したロボットアームのジャンク品です。
物の形状をみて、「これは腕みたいだな」と見極めたあたり、うちの息子もだいぶ成長したなと感心します。
レゴブロックは知育玩具ですが、その優れたところは「完成」と「再設計」を短期間で繰り返すことが出来る点だと思っています。
実際の機械では、一度作った製品の反省点を次の製品で改善しようと思うと、かなり期間が空くことがあります。
物によっては、次に同じ製品をつくるのは数年後という事態もありえます。
前作の反省点を踏まえて次の作品に活かす過程で、ものづくりの技術と感性がより一段磨かれますが、その過程を繰り返す機会というものは、じつはそれほど多くありません。
その点、レゴは完成後に分解し、再度組み立てることが容易なため、一つの作品を何度もリビルドすることができます。
繰り返して作品を磨き上げることが出来るという点に、レゴはじめブロック製品の利点があるように思います。
息子も、今回のつみきロボつくりを皮切りに、いろいろな試行錯誤を繰り返してもらえると、彼のものづくり力が向上するかなと期待している今日この頃です。
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