うまく損切しようという考え方は?

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・損切については往々にして、投資本、FX本はじめ様々な媒体で「うまく損切をしよう!」という趣旨のことを言われている気がする。

・うまい損切りとはなんぞや? この答えが述べられないまま根性論のように「大損失を被る前に損切をするように!」と言われるケースは多い。

・損切は難しい。細かく損切をしすぎるとロジックの本来の良さが削がれ、反対に損切を緩くするともしものときの大損失でダメージを食らう。

・以前利用していた自動売買サービスにて、「損切はい入れない」と言っていたロジックの制作者がいた。たしかに調子のよい期間はそれでうまく相場にはまっていたようだが、結局は大損失を受けて誰もそのロジックをつかわなくなった。

・自分のなかで一つ答えとしてあることとして、売買させる中での損切=『収益性を高めるための行為』と危機的状況に備えた損切=『安全性の担保、セーフティ』は区別してつかうべきではないかと思う。

・そして、ここ直近でbotの成績がわずかばかり安定した要因としては、それまでうまく損切をさせようとしていた発想を転換し、そもそものエントリー精度の向上に目を向けたことは優位に働いたと考えている。

・エントリー精度を高めるにも限度はある。おそらく損切の問題を突き詰めるうえでその土台として前準備をしなければならないこととして、

① エントリー精度も含めたリスクリワードのバランス整理

② 最大損失の仮定、収益性との兼ね合い確認

③ 損切と利確、両方の可能性がある条件、閾値等の調整

ではないかと今時点では考えている。

・おそらく、損切という結果に至る過程で、わずかでも利益側に振れる可能性のある挙動をさせること、このあたりのコツコツとした積み重ねに収益の種が紛れているのだろうと感じる。

以上

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