レゴテクニックを使用したロボットアームの開発も順調に進み、そろそろ何か生産ラインをつくってみたい気がしたため、まずは育児支援の一環として「おむつに名前スタンプをするマシン」を開発しました。
このマシンは、5軸多関節ロボット2基とおむつ搬送専用のコンベアを併設した構成となっています。
手前のロボットは、おむつを上から押さえてスタンプしやすいようにアシストする段取りロボットです。
奥のロボットが、おむつにスタンプを押す「スタンプロボ」です。
おむつの連続スタンプ押しに主眼を置いた本機ですが、ロボットアームの動きが良いことが助けとなり、設計目的通りの稼働が実現できました。
とはいえ、いくつか課題も残りました。
まず、コンベアでの搬送にあたって、おむつの供給は手動で行う必要があるため、やや非効率です。
また、ロボットアームを使用したスタンプ押し作業は、見栄えこそ良いですが、連続処理には向きません。スタンプするだけの作業ですので、5軸のロボットアームを使用するほどでもありません。
試作型の1号機に続いて本機が2号機となりますが、次は本機で得られた知見を活かしたおむつスタンプマシンをつくりたいと思います。
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