つい先日、映画の『トランスフォーマー』を観ました。
もうずいぶん昔の映画になってしまいましたが、当時の感動を思い返しつつ、ふとあることに気付きました。
「変形(トランスフォーム)って、非常に役立つ技術なのでは?」
昔から、アニメなどで変形ロボットを観続けてきましたが、大人になって改めて観るとその発想のすごさに驚愕です。
一つの物体が、トランスフォームをすることによって機能、形態を変える。
これは現実に役立ちそうな技術です。
なんとなく頭に浮かんだのが、「スーツケースをトランスフォームさせてはどうか?」という案です。
スーツケースは普段かさばって邪魔になりがちですが、これをトランスフォームさせることで省スペース化を実現するとか、はたまた旅先で役立つ便利ガジェットになるとか。
考え始めると、いろいろアイデアが出そうです。
ということで、まずはトランスフォーム技術の研究のために、レゴのダンプカーをトランスフォーマーに改造してみました。
モデルになったのは、バケット掘削機などに付属してくる小型のダンプカーです。
まず、後ろの荷台を丸ごと開きます。
そして、今度は前の運転席部分も開くと、ロボットの頭部が現れます。
フロントのライト類はロボットの腰部分になります。
荷台は一回転させ、最後に折り畳んで収納されていた腕部分を展開し、前輪部分を伸ばして脚にすればトランスフォーム完了です。
だいぶ雑な改造のため、この状態で自立することはできませんが、格好だけはそれらしくトランスフォームできました。
作ってみて分かったことは以下3点です。
① トランスフォーマーをつくるうえでは、限られた収納スペースを有効活用すること。
② 外装部分は可動範囲を広くし、収納部分を完全に露出できるように組むことが重要。
③ 最初から完成形を追うのではなく、基本となる形をまずは完成させ、それをどのように変形させるかの2段構えで考案する方が効率的。
小型のダンプカーゆえに収納スペースの制約は厳しかったですが、もう少し大型のモデルならばもっとゆったりとトランスフォームできそうです。
興味が湧いてきたので、少し研究してみます。
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